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2011/03/28(月) 20:35 中鬼
中鬼はずっと気になってたことを大鬼に聞いてみた。

中鬼「私は昔っからただ単に原発反対~!原発反対~!ってよく言ってたんだけどさ、みんなにじゃあそれで使えなくなる電気はどうすんだよ。30%なくなって毎日計画停電かよ。って言われてぐうの音も出なくなってしまうんだけど、ぐうの音は出るの?」

大鬼「計画停電が福島原発事故のせいだと思ってる人けっこういるけど、まずそこから間違ってるよ」

中鬼「え?」

大鬼「フル稼働してない火力発電などを全部使えば電力は十分なレベル供給できる。今回は他の発電所も被害を受けたけど報道されていない。電力会社は計画停電によって原発の必要性を宣伝したいって側面もあるのでは?」

中鬼「でも火力発電をいっぱい使うとなると化石燃料を燃やすから地球温暖化につながって生態系がおかしくなる。それはそれで悪いわけでしょ?」

大鬼「悪い。石油利権のために温暖化や戦争で世界がめちゃめちゃにされるのは避けたい。ただ短期的には火力発電の利用自体はやむを得ないと思う。放射能汚染で水や食べ物が安心して食べられなくなるような原発に比べたらはるかにましだし。あくまで短期的にね。」

中鬼「中期・長期的には?」

大鬼「自然エネルギーの研究開発と生産にもっと資源を注ぎ込んでいけば、安全・持続可能で分散型の発電システムができるはず。新技術浸透のスピードを速めるためには市場まかせではダメで、政府が財政・規制を組み合わせてちゃんと政策的にやらないと!」

中鬼「自然エネルギーって太陽・水・風・地熱とか?今もやってるんじゃなかったっけ?」

大鬼「必要性の大きさからみれば全然やっていないに等しい。ソーラーパネルとか太陽光電気自動車なんて何十年たっても全然生産体制が進んでないから高いでしょ。石油や原発が今の時点で比較上効率がいいからというだけで(実は原発がコスト安いというのは真っ赤な嘘なんだけど)、つまり短期的な金もうけや効率のために、長期的な生存そのもののリスクを考えないっていうのは愚かでしょ。」

中鬼「確かに。そういえばこの前放射線リスク欧州委員会( ECRR )のバズビー教授が日本政府の一連の事故の対応についてこんなことを言ってたね。」

バスビー教授「彼らは(日本政府)、原子力発電所を建設し続け、ウランを採掘し続け、沢山のお金を儲けたいのだと思います。これは、犯罪と言っても良いほど無責任です。」

大鬼「テレビに出てくるのはみんな原発推進派だから、嘘をついたり基準を上げて問題をもみ消してまで原発を擁護しようとする。歴代政府・電力会社・原発産業・マスコミ・御用学者・エセ専門家は利権ズブズブだし、自民党や右派は野党だから政府を批判するけど核武装につながる原発はもっと推進派だから、今政権とってなくてラッキーくらいに思ってるわけで、嘘や世論誘導や欺瞞ばかりでしょ。原発に毎年4000億円以上も補助金だしていて、「仕分け」茶番劇でもカットしない、そういうことを誰か追求した?しないよね。」

中鬼「はっ、じゃあその予算を全部自然エネルギーの支援・開発に使えば良いのでは!!!」

大鬼「それは今すぐ可能なことだし絶対そうすべきだと思う。民間の融資も含めれば原発に無駄に注ぎ込まれてる資源は膨大だから、それを脱原発の方向で有効利用すれば、日本には全然やれる力量がある。ソーラーパネルだって財政支援しつつ一家に一台支給するくらいやらないと。それは必要なコストだよ。問題は日本の世界有数な労働力と膨大な資本をどこに振り向けるのか~一部の人間の短期的な利益のために破滅的リスクと数万年分の放射性廃棄物管理コストをかかえて自然に怯えながら生きていくのか、それとも自然と共存しながら安全で十分に快適で持続可能な社会を築いていくのか~という選択の問題。」

中鬼「よく分かったよ。」

大鬼「あ、あと僕らも省エネや健康リスクのことをもっと本気で考えないとね。短期的には火力に依存しないといけないから、地球環境を持続可能なものにするにはもっとエコな生活スタイルにしていかないと!」

中鬼「そりゃそうだ。原発に頼った暮らしは平和な世界だとは中鬼は思えないよ。みんなが考えたら原発依存をやめられるね。」

大鬼「うん。世界の原子炉の半数以上をたった3つの経済大国、米国・フランス・日本が保有してる。他の国はそんなに原発に依存しないで十分やってるし、ドイツとか原発をさらに見直していくみたいだよ。原発産業は温暖化問題をうまく世論誘導して「原発ルネサンス」にしようと企んでたわけだけど、福島の事故でその計画が揺らいだ。いま温暖化も原発もノーだとみんなが自覚する時だと思う。もう一度いうけど、これは短期的な利益・利権をとるのか、一般の人たちの命と長期的な発展をとるのか、という選択の問題。世界の地震の2割は日本で起きるし、日本の国土面積はチェルノブイリを起こした旧ソ連の1.7%。もう分かるよね、どっちが賢い選択か。」

中鬼「オッケー!じゃあオルタナティブな社会が無理だなんてことを言い訳にはできないね。ありがとう。これからは胸を張って日本の、いや、世界の原子力発電所をすぐさま停止するという大きな使命を背負って生きていけるよ。」

大鬼「相変わらず、大げさだなあ、中鬼は・・」

2011年3月24日のバスビー教授のインタビュー(英語)
 

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