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2011/06/01(水) 03:43 大鬼
4月末に当ブログの記事で紹介した米国でのプルトニウム・ウラン増大という事実について、『サンデー毎日』(2011年6月12日号)が、武田邦彦氏らの解説とともに取り上げました。ネットの世界では知っている人も少なくないですが、マスコミや著名な専門家が取り上げたことでさらに多くの人々がこの重大な問題を知ることになりますので、意味のあることだと思います。以下、『サンデー毎日』の記事から一部を要約して紹介させていただきます。

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『サンデー毎日』(2011年6月12日号)「太平洋を越えたプルトニウムの謎」(p19-21)より(「」内は記事内から引用、それ以外は大鬼の要約・解釈

米国環境保護局(EPA)が3月後半から4月初旬にかけて環太平洋岸諸州(グアム・ハワイ・カリフォルニア・アラスカなど)で検出したプルトニウム・ウランは、「過去20年間で最大値」を示していた。他にも「ハワイ州の牛乳からストロンチウムが検出される」など、米国では「異常なデータ」が見つかっている。

EPAが検出したプルトニウム・ウランのデータについて、元原子力安全委員会委員・中部大学教授の武田邦彦氏は、「福島第1原発から飛び散ったとしか考えられない。3号機で使用していたプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料の可能性もある」と述べる。

また武田氏はドイツ気象庁の放射能拡散予測データにもとづき、「米国に到達したプルトニウムの100倍以上の物質が国内に飛散した可能性が高い」とも指摘する。

この米国のデータと、早い段階でのメルトダウンや格納容器破損など様々な状況をふまえると、一つの疑惑が浮かび上がる。武田氏は、プルトニウムなどが爆発で巻き上げられたとすれば、「政府と東電が、水素爆発の状況に関して隠ぺいしている事実があるのかもしれない」と率直だ。

さらに武田氏は、米国政府が4月6日に出した文書で、検出値が出ているはずのプルトニウムをすべて「ND(未検出)」として公表した問題について、日本政府・東電の事故に関する公式発表との「整合性を考慮して」そのように発表したのではないかと疑問を投げかける。

いずれにしても、EPAのデータは日本国内での知られていない被ばく被害の少なくとも可能性を警告するものとして「非常に価値がある」(武田氏)。

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武田さん、よく言ってくれました。私たちも何度でも言いますが、アルファ線核種の存在をも考慮に入れて、内部被ばく検診(排泄物検査&ホールボディカウンタ)、食品のベクレル数表示義務化、水・土壌・大気の全核種モニタリングを大規模に実施し、徹底的な放射能除去対策を行うべきです。

なおここで紹介した記事には他にも、「東電が発注する(汚染水の)除染フィルターではプルトニウムは除染できない」(逸見彰男・愛媛大学教授)といった、かなり重要な話がいろいろ書かれています。6月1日現在、店頭にたくさん出回っていると思いますので、ぜひ読んでみて下さい。また『サンデー毎日』はEPAにも取材を申し込んだようなので、同誌の奮闘に期待したいです。


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